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Yamaha MU シリーズは400倍に進化しているのか?

http://ir9.jp/hd/hd070417_00.jpghttp://ir9.jp/hd/hd070417_01.jpg

キターーーーーーーーーーーーー!!





MU 5 ※数値は一桁です




Y!オクで、中古品とはいえ美品物がそれなりのお値段で出品されていたので思わず落札してしまいました。

この音源は、私(当時中学生)にDTMの楽しさを教えてくれるきっかけになってくれた機体でして、非常に思い入れが深いモノだったりします。 当時私は、PCなんて持っていなかったのですが、知人のマカー宅に音源といっしょにありまして、毎日のように遊びに行かせてもらったのはいい思い出です。(そしてすげー迷惑かけてました。いや当時はすまんかった。(ぉ^^; >某氏)

逆を言えば、MU5が居なければ音楽の世界から離れしまい*1、特に「音楽」に思い入れが無くすごしてしまい、「かしらーかしらー」言ってる アホでデコな子 頭が良くて策士な音楽家 にも特に惹かれていない可能性も会ったりするわけで、割と分岐点になる機体だったといっても過言ではないかと思います。

まぁ更に逆を言えば、策士な音楽家に惹かれてしまった故に こんなんなっちまった ワケすから、感謝の気持ちを一杯こめながらぐーで殴るべき機体 なのかもしれませんけれども。(ぉ



でまぁさて、MU 5 です。 現行の MU といえば(と言っても、もう新しい機種は出ないのでしょうけども…)MU 2000 なわけでして、数値的に言えば 400倍 に進化してるんですよねー。ねー。ねー。

本当に 400倍 になっているのでしょうか…?



というわけで! いざ! 聞き比べかしらーーー!!!

MU2000

Download
↑デモサウンド

同時発音数 128音
パート数 64パート
音色数 1,396ノーマルボイス+58ドラムキット
エフェクト System x 2 / Insertion x 4 / System-Insertion汎用 x 1 / EQ x 1

MU1000 / MU2000 の機体に予め入っているデモソングです。 出だしのピアノと、それに掛かっているリバーブによる世界観の広がりがすばらしい。 また、MU1000 / MU2000 から搭載された、新しいドラムキット(Natural Kit)の太鼓も張りのある良い音が出てますねー。クラッシュシンバルも、ようやく頑張れる音色になったかと思います。(ぉ

MU5

Download
↑デモサウンド

同時発音数 28音
パート数 16パート
音色数 128ノーマルボイス + 8ドラムキット
エフェクト なし!


スペック的に非力な印象を受けてしまいますが、さぁどうでしょうか…!? 400倍 ありますか…!?
あと、MU 使いさんは、ぜひともクラッシュシンバルの音に注目してみてください。(ぉ



私は MU2000 もノドから手が出るほど欲しくはあるんですが(誰かください)、音質が良くなってしまったので「音楽創れ」ってよりかは「曲を創れ」って感じがして、よくわからないプレッシャーを感じたりする私が居たりします。いや私にゃー、曲なんて作れねぇよと。(ちくしょう…!)

しかし、MU5 のようなチープな音源だと「どうせ良い音なんて出ないんだから、いろいろ変なことやってみようぜ!!!」 みたいな変なテンションになりまして(ぉ)、「音を楽しめる」んですねー。 ついでにハード的に乏しいので、色々小細工を行わないと目的の表現ができなかったりするので、全然別の音色を混ぜてみる等のさまざまな工夫を凝らすことになる。 この過程も実に面白い。


あと、興味深いことに、他の音源の同系統の音色を沢山重ねると、どんな音源にも負けない音色が奏でる事が可能になったりします。そういった意味でも、MU5 という比較的古めの音色は十分に有効活用できるのではないかと思っています。


しかしまぁ、現状だと活用できる時間が無いんですけどね!! うわん!!!

*1:幼稚園〜小学生ぐらいはピアニストだった