SSEあたりはどんな具合なのかとテストしてみました。環境は数個前の記事参照してください。(ぉ
Waveファイルエンコード
テスト内容
上記3つのCDをリッピングし、午後のこ〜だ v3.13 でエンコードしてみました。 3D-Now系は除外し MMX / SSE / SSE2 のエンジンのみ利用します。*1(ただし Athlon XP 1500+ は SSE2 は搭載してないので利用していません。)
結果は以下の通り。 "Single" 記載のものは、あえて1コアのみを利用してエンコードしてみた結果になります。
Athlon 64 x2 4400+ | 42.891 |
Athlon 64 x2 4400+ (Single) | 34.525 |
Athlon XP 1500+ | 19.032 |
Atom 330 | 26.835 |
Atom 330 (Single) | 16.938 |
(単位:倍速CD-ROM)
午後ベンチもしてみた
午後のこ〜だにはデフォルトでベンチマークテストが搭載されていましたので、コレでも計測してみました。 これも MMX / SSE / SSE2 のエンジンのみ利用します。
Athlon 64 x2 4400+ | 99.29 |
Athlon 64 x2 4400+ (Single) | 73.44 |
Athlon XP 1500+ | 40.81 |
Atom 330 | 55.41 |
Atom 330 (Single) | 28.12 |
(単位:倍速CD-ROM)
結論
atomの 4論理CPU が Athlon 64 x2 の1コア にすら敵ってない時点で、案の定パフォーマンスはイマイチだなぁーという感想です。
…とはいえ、atom君に妙な現象が発生していたりして…
コアがヒマしてる
おまえ仕事しろよ!と言いたいところです。(ぉ
タスクマネージャでスレッド数を監視していると、エンコード開始時には5スレッド増える(4処理+1処理オーナースレッド*2)ので、各論理CPUにはがんがん処理行くはずです。
しかし、コアは2つ故に SSE処理用のレジスタ*3を代わりばんこに利用している以上、atom君的には必死な状態にもかかわらず、Windows君的には片方の論理CPUがヒマしてるように見えるのかも……ホントか? ロードアベレージだけは上がりそうな気もするけどなぁ…。
うーん、よくわからねぇぜ